超弩級少女4946

主人公の飛田マコト15歳は告白30連敗中だが彼女作りを諦めない背の小さい少年。
友人の神宮寺兼人(モテモテクォーター)の発案で夜の学校で女の子と肝試しをする事になる。

夜の学校を徘徊していると、外から女子の悲鳴が聞こえ、悲鳴が聞こえた現場へ行く。
するとそこには大きな足跡に落ちている少女がいて、ふと、後ろを振り返ると巨大な影が一瞬見える。

翌日学校では肝試しに『怪獣』が出たと噂になっているが
『彼女作り』が目的で肝試しに参加した飛田は、そんな事はどうでもいいと言い保健室で不貞寝。

昼になり目を覚まし保健室の外へでるとサイレンが聞こえ、学校が巨大な怪獣に襲われる。
その怪獣に食べられそうになった時、怪獣と同等なサイズの少女に命を救われる。

巨大少女の助言通りその場から逃げようとする飛田だったが、少女がピンチに陥った時
「女の子が危ないときは、男が体を張って護る」と言い、怪獣に立ち向かう。

巨大少女・衛宮まなはそんな飛田に一目惚れをして告白。
身長49m46cmの少女とアダ名がチビ田の普通の少年のラブコメ開始。
そんな漫画です。

ラブコメと書きましたがバトル要素と若干のシリアス要素含みます。

実は今まで人類は宇宙生物と戦ってきた。
各国政府はこれまで宇宙生物との戦闘を全て人間同士の戦争行為と偽装することで
この事実を隠してたらしいです。
国によって天使や悪魔、日本なら妖怪と呼ばれる高位生命体。
彼らを地球起源の超自然特殊生物群カテゴリー『D』と呼びます。
そしてヒロインの衛宮まなは、カテゴリー『D』と呼ばれる人類の守り神。

そんなヒロインとのラブコメ。

最初の方は衛宮まなは国家機密なので、ひっそりとこっそりと会うんですが
とある事件をキッカケに全校生徒の前で衛宮まなの存在がバレるんですね。

そしてバケモノなどと罵声を浴びせられる衛宮まなを守り
みんなの前で「オレの彼女に手を出すな」発言をする飛田。
その後に他生徒からも好かれる存在になる衛宮まな、といった感じ。
しかもその発言を動画公開され世界公認になってしまう。
そして転校生としてカテゴリー『D』の衛宮まながクラスメートになる。

ここら辺まではラブコメしてます。

その後の展開は、実は衛宮まなは昔は普通の少女だったとか
衛宮まなと同じカテゴリー『D』で「愛の探求者」が現れて、あわやのNTR展開とか
衛宮まなが戦う度に放たれる妖力が、他の妖を活性化させ、日本が滅びる恐れがあるとか
マナは10年食事していない理由とか、主人公を食べて3分間パワーアップとか
食べる時の擬音が「くぱぁ」とか、サディステックなゴスロリ退魔師な妹でてきたりとか
アメリカからの刺客がやってきたりとか、水着回とか、国家機密なのに家出とかしちゃったりとか
最終的には神vsカテゴリー『D』な感じでした。
話が進むにつれ、ちょいとシリアスな雰囲気が増す感じですが、基本はラブコメ。

そしてヒロインが可愛い。デカイけど愛らしい
50mって言われると全力で50mも無いです49m46cmと言い返す。
これだけデカイのに身長を気にしてます。
萌えという感情が芽生えましたので萌えタグ付けときます。

最後のほうはスケールがデケーなと思いつつも、ラブコメ要素は忘れずに
なんやかんやで胸が熱くなり、最終的にはちょっと感動できる良い漫画でした。

要は地球の真裏へ届くパンチ。