鬼切様の箱入娘の参考資料画像

鬼っ娘と同居するお話。
親父曰く「宝物殿」の物置を掃除中の主人公・伏緒綾史(ふしおあやふみ)小学5年生。
蔵を片付けたら宝を一つ譲ると言われ休日返上で掃除中。

そして蔵の奥で見つけたのは家の神社の家紋入りで御札が貼られている怪しい葛篭箱。
お宝と思い勢い良く開けると、開けてびっくり中から出てきたのは女の子。

その女の子は「やひつーっ!」と叫び怪しい力で綾史を襲う。
ヤラれて頭がボーッっとしてきた綾史の目の前に、これまた封印されてた刀を発見。

刀に手をかけると現れたのは三百年前伏緒家当主である
第四代目伏緒家当主・伏緒耶櫃(ふしおやひつ)。
綾史の御先祖様です。

そんな御先祖様が忠告。
女の子の名前は千沙耶(ちさや)といい、御先祖様の娘であり、半人半鬼。
伏緒の先祖は鬼退治を生業にする一族「鬼切」で、千沙耶の母を殺したのが耶櫃。
耶櫃は娘が人と鬼の争いのない世界で生きてほしいと願い千沙耶を封印した。
その話を聞いた綾史は千沙耶の側にいると決意する。
そんな感じの漫画です。

まずは世間ずれしてる千沙耶を親にバレないように努力する綾史。
まぁバレて事情を全部話して居候。
そんな感じで学校いって一波乱。
幼馴染の園部まいに鬼の存在を知られて一波乱。
耶櫃に身体を乗っ取られた綾史が一波乱。
強い鬼が出てきて一波乱。
恋する綾史に変態疑惑がかかり一波乱。
シスコン兄貴のせいで捻た女性になってしまった女性と一波乱。
伏緒一族と同様の「鬼切」である摩耶一族の末裔が千沙耶を狙って一波乱。
そんな摩耶一族と一緒に一波乱。
大物の鬼が現れて一波乱。
まぁ全体的にそんな感じだと思います。

鬼=妖怪という解釈でいいと思います。
威厳のある言葉遣いをする幼女が好きな人にオススメな漫画。

シリアス成分少なめでギャグ多めでバトルものって感じですね。
基本的には1話完結の話が多いです。

最初は人間嫌いな千沙耶が徐々に人間たちに慣れていく描写もいいですね。
あったかい気持ちなります(多分)。
封印されて刀・妖刀・鬼伏。鬼の血をたっぷり吸った妖刀で鬼退治をする綾史の描写もいいですね。
熱くなります(多分)。
水着回もあってとてもいいですね。
あったかい気持ちになります。

全体的に込み入った話はなくて、わかりやすい話なので読みやすいです。

最後のほうは駆け足気味の展開でしたが
「鬼」か「人」を選べとか良いと思いました。

要は女だけど男だと思いその男(女)にちょっと興奮して変態扱いされる漫画です。

[作者 : 有楽彰展] [出版社 : スクウェア・エニックス] [状況 : 完結] [既刊数 : 全4巻]
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鬼切様の箱入娘(4) (完) (ガンガンコミックス) 記事の参考資料画像 記事の参考資料画像 記事の参考資料画像