土竜の唄

谷袋にある百観音前交番で勤務する主人公の菊川玲二は署内一の正義漢の強い問題児。
その正義漢が祟って、ある日署長に呼び出される。

署長室へ行くと懲戒免職される。
と、同時に潜入捜査官に任命される。

潜入先は構成員は8千人だが日本一凶暴なヤクザである『数寄矢会』
その『数寄矢会四代目会長の轟周宝』を挙げろと命を受ける。
そんな漫画です。

まずは潜入捜査官としての訓練を受ける。
そして最初に潜り込むのは『数寄矢会』の直参の『阿湖義組』へ潜入。
その『阿湖義組』組長の阿湖正義は『数寄矢会』の四天王の一人なんですね。
いきなり割と近い場所から潜入です。

そこでまず『阿湖義組』が仕切る裏カジノへ行く。
カジノで横暴な態度をとり、ヤクザを引っ張り出す事に成功。
そしてそこで知り合った『阿湖義組』の若頭・日浦匡哉(通称・クレイジーパピヨン)
と出会い、兄弟盃を交わす。

その後は幾度も命の危機に晒されながらも、機転を聞かせその場を乗り切り
割とトントン拍子のスピード出世で『数寄矢会四代目会長の轟周宝』の
ボディーガードまで昇格。ここまでが現在でている27巻まで。
現在はチャイニーズマフィアと抗争中。

面白いです。
ドキドキ感がヤバクてとてもバイオレンスな漫画なんですけど
ちょくちょく笑えるところもあり、良作だと思います。展開も早くて良いです。
でもちょっとだけグロいかもしれませんね。

潜入してる事は警察でも一部の人間しか知らないので
自分自身も警察に追われるハメになったりします。

しかも潜入してるヤクザ内で警察官に取引を持ち込まれて情報屋とか
もう色々テンヤワンヤですね。

関西に拠点を置く構成員4万3千人の日本最大の『蜂乃巣会』
なんかとのしのぎあいとか熱いですね。

ヒットマンを放たれたり自らがヒットマンになったりします。

ロシアンマフィアとヤクの取引とかもしちゃいます。

そしてこの漫画はクレイジーパピヨンの侠気に惚れる漫画です。
その侠気は自分を殺しに来たヒットマンですら仲間に出来るレベルです。
なんつーかカッコ良すぎて女だったら濡れます(多分)。
そして恐らく絶倫の持ち主。
女抱きすぎです。
一人ぐらい譲って欲しいものです。
というかレベルの高いヤクザさんは絶倫ですね。

要は頑丈なキンタマの持ち主が主人公です。