かみせん。

主人公・泉実幸太郎(いずみこうたろう)は歴史ある温泉宿「泉実温泉」の息子。
文豪や政治家なども宿泊したそんな由緒ある自慢の家だったのだが
数年前に突然厳選が枯れてしまい、借金が増え続けてお手上げ状態。
なので夜逃げしようとします。

幸太郎と弟の裕次郎はもう夜逃げの準備してるんですね。
キモの据わった子供達です。

しかし諦めきれない祖父の純一郎さん。
三百年続いた泉実家を簡単には潰せないわけです。
そして祈ります。泉実の守り神である「狐葉様」に。

泉実家の裏庭には小さな鎮守社がありまして、家の守り神として恐ろしい神様を祀ってるんです。
名を「狐葉様」というその神は強烈な祟りの神様みたいです。

なぜそんな恐ろしい神様を祀ってるかというと泉実家のご先祖様に恋をしてしまって
恋しちゃった狐葉さまは自分がいると害を成すからと、自らを封じて石になり
いつの日かご先祖の魂と結ばれることを夢見て眠ってるんです。裏庭で。

そんな裏庭の神様に、今までありがとうって別れの挨拶をしたら
石が割れて中からスッポンポンで獣耳な幼女でてきました。
そうです。この幼女が狐葉様です。

願いが通じたと思ったら、なんと狐葉様は記憶喪失。石になってた後遺症らしいです。
自分が狐葉という事は覚えているのですが、なぜ石になってたとか
自分が何の神なのかとかは分かってないみたいです。

そうこうしてると夜逃げを嗅ぎつけた借金取りが登場。
狐葉の力で借金取り撃退！そして源泉復活！

しかし驚く事に狐葉は貧乏神だったのです。
しかも国を滅ぼすほどの力を持つ最凶な神です。

そんな神様が居候する温泉宿のお話。

基本的には自分を貧乏神と認めない狐葉と狐葉を封印しようとする他の神とのバトル(おふざけ)
だったり、作戦の一環として狐葉に恋をさせて再び石に戻そうとしたり
狐葉の力で儲けたり、しっぺ返しくらったりするお話。

そしてフェチズム溢れるエロスですね。
体操服で乳首ポッチとかね、ポッチはあるけどモロには見えない。
そこが良いんです。浪漫です。そしてパンチラ大開放ですね。
お色気満載です。

この街の神様は基本見せたがり(ハレンチ)みたいですね。
良いことだと思います。

実は狐葉さまは3姉妹です。

妹の一人は疫病神の杏狐（きょうこ）
無口で大食いで基本ハラペコな神様。
なんやかんやで居候します。

もう一人の妹は黄泉神の狐鳥（ことり）
負けず嫌いでちょいとアホの子。
パンツが見えちゃっても「見せてる」と言い張る神様。
片乳出てても「出してる」と言い張る神様。
居候はしませんがよく現れます。

そして貧乏神の狐葉(このは)
自分が貧乏神では無いと言い張る神様。
68．7センチのバストなのに自らをセクシー女神でロリ巨乳とか言っちゃう神様。

そんな凶悪3姉妹を封印しようとする音楽神のくせに音痴な弁財天の紀理夏。

泉実温泉街の守り神である猫神・白姫。

そんな神様達によるドタバタラブコメディです。

もちろんこの手の漫画には美少女な幼馴染(ツンデレ)が存在してます。
しかも巫女です。ポイント高いです。
そして神様達の戦いに参戦しますね。

この漫画でとても良い仕事をするのが祖父の純一郎さんです。
煩悩の塊で、金とエロに目が無いタイプの人間です。
神様を騙すなんて当たり前。何故かブルマを持っている。
というかエロイ服や下着を沢山持っている。
それを神々に着せる。
おじいちゃんGJです。

要はハレンチ神々とラブコメディーです。