ZETMAN

左手の甲に円状のリングのアザがある少年ジン。
強靭な肉体を武器に「おたすけマン」として困ってる人を助け(謝礼1万円)ながら
じぃちゃんと生活するホームレス。

ジンはじぃちゃんと買い物へ出かけその帰り道で川に身投げする男を発見。
助けようとするジンに「助けるな、死なないと迷惑かける」とつぶやく男。

そんでじいちゃんが「そいつにかかわるな！」って言うんですがもう手遅れ。
その男が異形の姿になってじいちゃんと仲間のホームレス惨殺。
ジンの生活が激変する。

1巻はプロローグです。
2巻から第1章『コウガとジン』、3巻前半から第2章『青義』
6巻前半から第3章『哀情』、8巻前半から第4章『悽春』
13巻後半から第5章『覇界』となっており各章ごとでテーマが決まってますね。
共有テーマは『正義と悪』だと思います。

大まかな内容ですが
人間によって生み出された新たな生命体「プレイヤー」とその組織「エボル」。
そして対プレイヤー対策の「ZET」と最新テクノロジー満載のヒーロー「アルファス」。
そんな彼等の「正義と悪」の血みどろアクション。

ジンと高雅という対照的な二人の二本柱なストーリー構成だったり
次に誰が死ぬとか何が起こるのかとか本当の敵は誰とか分からない所が面白いです。
敵との会話シーンでもドキドキワクワクします。
読ませる力が凄いのだと思います。

そしてやっぱ画力が凄いと思います。
グロでエロで邪悪でカッコイイものをなど描き分ける能力。
スピード感があり迫力あるバトル描写。
そしてパンチラ。桂正和と言ったらパンチラ。
というか今回はパンチラ以上に凄い事になってますけどね。
ヒロイン？の天城小葉ちゃんのがおもらしとか大興奮しちゃいますね。

暴力的で非道徳的で性的な過激描写が多いですね。
なのでそっち系苦手な人には向かないと思います。

そして読み返してビックリするのが一話冒頭のシーンが未だにでてこない事ですかね。
そろそろ一話冒頭に繋がるような気がしないでもないですし。

要は4巻がエロくてグロくて抜けます。