乱飛乱外

時は戦国。

主人公・刀雷蔵は額に一本の角が生えている15歳。
その風貌ゆえに鬼っ子と呼ばれ、人々から忌嫌われる存在。

そんな雷蔵はある日、川で溺れていたセクシーお姉さん(かがり)を助けるんですね。
そのセクシーお姉さんは、人捜しの最中で追っ手に追われてたんです。

そうこうしてる間に、追っ手が現れて
雷蔵のおかげで発動した技(能力)よって追っ手を返り討ちにするかがり。

かがりの探し人とは、額に角の人物。
そうです。雷蔵です。

かがりが言うには雷蔵は「刀一族最後の男子」だそうです。
そしてかがりは刀一族に仕える「くの一」なんですね。

そこから殿だけど腰の低い雷蔵とちょっと抜けてるが実は強い
「くの一」とお家再興を目指した旅の始まり。

お家再興のプランはですね。
すでに勢力を持っている姫君と結婚して、その父母の力で怨敵である「冠木星眼」を攻めるというもの。
まぁ逆玉して、権力手に入れよーぜって事ですね。

中編構成の漫画です。
お姫様方にアプローチ。
↓
なんとなく失敗した感じになる。
↓
次のお姫様攻略へ。
ある意味使い捨てのヒロインですね。

物語は様々な姫君にアプローチを仕掛け
ヘタレな雷蔵に「くの一」達が叱咤激励しつつ
冠木星眼の息のかかった者に邪魔される物語ですね。

ちなみに冠木星眼ってヤツはですね。
「天下布女」を掲げ、女子による天下統一を目指してるんですね。
そして天下統一したらその頂点に立つというものです。
素晴らしい考えだと思います。

雷蔵に仕える「くの一」達がとても良い味だしてますね。
最初はかがりだけなんですけど、増えます。
そして彼女のお家再興の為の熱意が良いです。熱意しか無いですけど。
本来は雷蔵に仕えてるんで炊事洗濯もやってくれるはずなのに出来ません。
雷蔵がやります。戦う事しか出来ないんですね。
なにより色気ですね。「くの一」なんでセクシーです。

そして姫君達も可愛いのは当たり前として、クセがあり面白いです。
大人しめだったり海賊だったり武に長けた人物だったりポルトガルの修道女だたりと様々です。

でもやっぱりかがりが一番ですね。
正直序盤からずっと私の中でランクは下の方でした
・・・が終盤に敵に囚われてからのかがりが可愛いすぎてヤバイです。
とてもヒロイン力が上がりましたね。
そしておっぱいにあるホクロの破壊力は凄まじいです。

この漫画で初めて知った事があります。
伊賀の里ってハーレムだったんですね。

正直、乳首券があればもっと食いついた作品です。

でも笑いありバトルありお色気ありの良作品だと思います。

要は鬼っ子の成長記録漫画です。