つぐもも

妖怪退治のお話。

主人公・加賀見一也は母親の形見の帯の匂いを嗅いで心を落ち着かせる少年。
放課後の学校屋上で髪の毛の化物に襲われるわけです。

そんな時「帯」が人化しまして。「下僕になるなら助けてやる」って言われまして了承します。
下僕生活スタートです。
朝から晩まで振り回されることになります。

この人化した帯は「付喪神」です。名前は桐葉。

付喪神とは長い年月を経て古くなった器物などに魂や精霊が宿ることで妖怪化したものの事です。

さらにこの世界では長い年月を経て昇華した付喪神を「つぐもも」というのに対して、
人の想いを受けて即席に昇華した付喪神を「あまそぎ」と呼びます。
その性質ゆえ「あまそぎ」は騒動を起こしやすいんですね。

主人公の周りで怪異が起こるんですね。
理由は主人公の体質です。
そこで「すそはらい」になります。
「すそはらい」とは、まぁ怪異を解決する人ですね。
自分で引き寄せた怪異を自分で払う。
実に合理的です。

怪異と言っても重い感じではなく
ギャルゲーの「あまそぎ」だったりスケッチブックの「あまぞぎ」だったりして
コメディータッチな「あまそぎ」も多いです。

ちょっと真面目なバトルシーンもあります。
全体的にはそんなにバトル押しでもないのでバトル苦手な人にもオススメ。
だからと言ってバトル描写が手抜きではなく、スピード感溢れてます。
とくに帯を多様に使った戦闘シーンがおもしろいですね。
ちょいエロで萌えて燃える事ができる絶妙なバランスですね。

途中から加賀見一也をライバル視するような「皇すなお」という「すそはらい」も現れます。
もちろん美少女です。

そんな事よりもほとばしるエロスがありますね。
もうね主人公がうらやまけしからん訳ですよ。
風呂も一緒に入ってベットも一緒で使うわけでして。
幼女がカンチョウされたりカンチョウしたり幼女に皮むかれたり幼女に電気マンマされたり
幼女にキ○タマをギュウウってされたりそのギュウウされたモノを「痛いのとんでけ～」っ
てスリスリされたらビクンッビクンッってなっちゃうのも仕方ないですね。
尚且つ、桐葉は幼女にも大人の女性にもなれるんですね。
目隠しソーププレイにオシッコの世話されるとかの羞恥プレイ。
「すそはらい」同士で子作りごっこ。
マ○ぐり返しで膜チェックなどなど盛り沢山。
ライトM体質の人にはもってこいの漫画。
いや、そうういう漫画じゃないですけどね。
あ、私別にロリコンじゃないですよ。

話が進むごとにエロく・・・　いやお色気が増えてるような気がしますね。
とても良い傾向だと思います。そして画力向上してます。
そのおかげでキャラが可愛くなっていきます。

どの漫画にも言える事かもしれませんが1巻は導入みたいなものなんで人によっては
ちと退屈かもしれませね。しかし話が進むにつれかな～り面白くなってきますよ。

そして現在6巻まで発売されてますが、続きがウェブ上で読めます。
しかしウェブ上ではいろいろ解禁されてません。
これは非常に7巻の発売が待ち遠しいですね。

要は神様と同居生活です。