エスプリト

主人公・みお＝ルナカンタは完全未開拓の「ホーム」に住む住人。
長年住んでる為、みおは全てを知り尽くしてしまったこの「ホーム」に飽きてしまってるんです。
そんな時、外から船務員であるサラ＝リサティがやって来る。

みおは自分の住んでいる「ホーム」が全てだったので、外の世界に強い興味をもつんですね。
そして船務員になる為に外に出るんですよ。
そんな漫画。

ちなみに「ホーム」＝「島」です。
世界中至る所に点在する島、それが「ホーム」。
「ホーム」は独立した文化・歴史持っていて「人」以外の種族が主権を握っていいる「ホーム」もある。
「魔女」が支配する「マジカンテ＝ホーム」。「人魚」の里「ナーメイド＝ホーム」。
世界経済の情報すべてが集う「ビジネス・セントレア＝ホーム」などなど・・・。

その「ホーム」の発見・調査・探索のプロフェッショナルが船務員。
世界中に数多に存在する未開拓のホームを探すお仕事。
そしてこの世界の海は「内海」と「外海」に分かれてまして
外海は開拓の進んでない謎だらけの土地だったりします。

こうゆうファンタジーもんは浪漫があり、個人的にはとても面白いですね。

最初はみおが船務員になる為の養成学校でのお話。
先生と一緒に「ホーム」の調査のお手伝いとかですね。
そして仲間が出来たり、自分の力のなさにガッカリしたり
海で海賊に襲われたり、仲間に認められたり、ストーカーされたり
悪の組織が現れたりするお話。

6巻中盤あたりから、クライマックスへ向けてシリアス展開になりますね。
公務員と悪の組織の全面戦争。そして明かされる最大の秘密。

ちなみにこの世界の人達は「ジンクス」という能力を使います。
「ジンクス」とは人の信念が特殊能力として発現したもので
効力や態様は使用者によって異なります。
船務員はジンクスが使えて一人前です。

重要な事を書きましょう。
美少女いっぱい。
これ重要ですね。
それだけで価値のある作品になります(個人論)。

明るく元気で無鉄砲な主人公のみお。
おっとりオロオロの美人船務員。
キツメのツンデレメガネっ娘。
ロングヘアーの嫉妬深い娘。
合法ロリな理事長さん。

男性キャラもいいですね。
ガチムチ人情系。
ガッチリ熱血系。
ナンパ系などなど魅力溢れるキャラ多いです。

全8巻でコンパクトにまとまってますね。
個人的にはもうちょっと冒険などが見てみたかったのですが
伏線もキレイに回収して最後の方も王道的な展開で良かったです。

要するにハートフルファンタジーです。