アイアムアヒーローの参考資料画像

ゾンビパニック漫画です。
主人公・鈴木英雄は35歳で漫画家アシスタント。
そして仕事中の独り言がうるさい人。
というか全体的になんかイタイ感じがする人物。
でも彼女持ち。

物語の最初のほうは、そんなちょっとイタイ感じの主人公が漫画家を目指して
奮闘している日常を描いているのですが一巻の最後で急変します。

彼女がゾンビになり襲ってきます。
そして街はプチパニック。
どんどん事態は悪い方へ変わります。
そして英雄の逃亡劇の始まり。
電車に乗って違う街へ行き、森へ逃げこみ、人と出会い・・・
そんな漫画です。

一巻の最後で急変と書いてますが、前半部分の日常の中でも
テレビやラジオや街の噂話で普通の日常が変化していく過程が出てきてます。
最初の方のニュースは「放火事件」などですが途中からは「35歳の男が児童に噛み付く事件」
とかに変わっていってます。

英雄は射撃用のショットガン持ち歩いているんですね。
偶然にも事態が急変した日は射撃練習会に行く予定だったんです。
なので日本でショットガンで武装する数少ない人物なわけです。
というか主人公だからですね。
脇役だったらショットガン持ってませんからね。

この漫画では事の事態を把握してる人と、把握してない人のギャップが凄いですね。
「俺には関係ねーや」みたいな人も沢山いますね。死亡フラグですね。

簡単に人死にます。
一緒に逃げる逃亡仲間ゲットとか思ったら死にます。
現在5巻ラストの時点では3人パーティー・・・いや・・2人なのかな・・・

あとゾンビはキモイです。
ってかグロイです。グロイというかキモいです。
そしてめっちゃ素早くて頑丈でパワーもあります。
脆いゾンビではなく、屈強でスピード感溢れるゾンビは怖いですね。

ぶっちゃけ最初の1巻は導入なんでツマンナイと思います。
しかし1巻の最後から一気に惹きこまれると思います。
もうそこまでいったらは止まらない漫画ですね。
パニックもんの魅力です。
5巻なんてあっという間でした。

要は取り敢えず目指せ富士山です。

[作者 : 花沢健吾] [出版社 : 小学館] [状況 : 連載中] [既刊数 : 1~5巻]