そらのおとしものの参考資料画像

おっぱいがいっぱい。
主人公の桜井智樹は「平和が一番」と考えるただの思春期真っ盛りな中学生。
ただ彼は不思議な夢を見ることがある。

その夢は、会ったこともない少女が傍にいて、なぜか俺はその子のことが大好きで
その子も俺が大好きで、でもいつも最後はその子が空にさらわれて泣きながら目が覚める。
そんな夢。

そんな智樹の事を心配する幼馴染の見月そはらの提案により
変わり者で有名な「新大陸発見部」の部長で先輩の守形先輩に夢の事を相談する事になる。

先輩のもとへ行き、事情を説明すると、何やら新大陸と智樹の夢が関係ある的な事を言い出す。
そして今夜数多くの学者が正体を突き止めようとしていた磁力をまとった「何か」が
この町の上空を通過するらしく、智樹は夜12時に「何か」を探しに行くことになる。

そして夜12時。
一人で待ち合わせ場所にいると、空からの羽の生えた女の子が降ってきます。
彼女は愛玩用エンジェロイドタイプアルファ「イカロス」。
そして智樹をマスターと呼ぶ。
そんな漫画。

基本はテンション高めのラブコメですが、物語の根っこはシリアスです。
なのでギャグパートとシリアスパートのギャップが凄いです。
ギャグ7割シリアス3割といったとこでしょうか。

このエンジェロイドは非常に優秀でして桜井智樹の言う事を何でも聞いて叶えてくれるんです。
すばらしいエンジェロイド。
その力使って女子更衣室覗いたり、身体測定覗いたりとかする漫画です。
ギャグパートは基本的に全力で馬鹿をする、いい意味で下らないです。

シアリアスパートではかなり男前になりますね。
ある意味ギャグパートでも男前ですが。

イカロス以外にもエンジェロイドが存在します。
2巻のラストで新たなエンジェロイドが登場。
電子戦用エンジェロイドタイプベータ「ニンフ」
ツンデレ系ロリ枠エンジェロイドです。

5巻から局地戦闘用エンジェロイドタイプデルタ「アストレア」が登場。
巨乳の馬鹿枠エンジェロイドです。

そもそもエンジェロイドって何かというと「シナプス」で造られたモノ。
「シナプス」とは現時点ではあまり明らかにされてないです。
というか明らかにされたら終わりが見えちゃいますね。

「シナプス」が地上にエンジェロイドを送り込み何やら人間を潰そうとしてるみたいで
しかし「シナプス」内でも分裂があり、人間を守る派もいるみたいです。

というか書いててよく分からなくなってきましたが
基本的には何も考えず読める漫画だと思います。

エンジェロイドに萌えながら、ムフフってしてればOKです。

取り敢えず言えることは最初は感情が希薄なイカロスが
徐々に感情を現してきまして、それがもうアレです。可愛いです。
それだけで十分です。

要はハートフルおっぱいラブコメディーです。

[作者 : 水無月すう] [出版社 : 角川書店] [状況 : 連載中] [既刊数 : 1~12巻]