ベルセルクの参考資料画像

それは剣と言うにはあまりにも大きすぎた漫画です。
冒頭からセックスシーンで始まります。
相手の女性が抱かれながらクリーチャーに化けます。
そして「かかったな小僧オォォ!!」って言います。
主人公が「かかったのはてめえだよ」って言います。
倒します。そんな始まりです。

とりあえず1~3巻は序章ですね。
黒い剣士として「使徒」を倒しながら各地を旅する主人公・ガッツと行きがかり上仲間というか
ガッツに付いてくる妖精のパックのお話。

3巻の後半~14巻前半までは
ガッツの生まれと激動の幼少時代と鷹の団に入り青春をおくり「蝕」までのお話。

14巻前半からは時系列が戻ります。
そして傷つきながらも目的の為に前に進むお話。

かなりスケールが壮大な漫画です。
ダークファンタジーな世界観だと思います。
剣に魔法に化物に神。
設定だけで私は大好きです。
そして作画の迫力ヤバイ漫画ですね。
巨大な剣を携えたガッツが繰り広げる戦闘シーン。
凄い繊細に描かれた軍隊の描写とか本当に凄いです。
グロ描写が多いので血とか内蔵苦手な人は気を引き締めて読んだ方がいいですね。

ガッツの人生が壮絶ですね。
死んだ母親の骸から生み出されたり、それを偶然通りかかった傭兵団の頭のイった女性に拾われたり
その拾ってくれた女性も病に倒れたり、それでも子供ながら剣の腕を磨き戦場に出て生き残ってたり
傭兵団のガチホモに抵抗するも掘られたり、傭兵団の団長に逆恨みで殺されそうになったり
ようやく本当の仲間と大切なものが出来たのに、親友に寝取られたり、大切な仲間が全滅したり
とまぁ他にも色々です。

そんな色々あっても目的のために強靭な精神と肉体だ前に進むガッツさん。

そして女性キャラがでるとハラハラする漫画ですね。
この漫画はですね。非道徳的表現や残虐表現が盛りだくさん。
なので油断すると女性は犯されてしまいます。
しかも化物にです。
なのでモブですら危険。
いや、むしろモブが一番危険かもしれない。
そしてちょっと興奮するかもしれない。

敵のグロさもとても良いです。
嫌悪感MAXにさせてくれますね。
自然とガッツを応援する事ができます。

最高に面白い漫画なんですけど難点がありますね。
刊行ペースが遅い事です。
まぁのんびり待ちましょう。

要は神に挑む漫画です。

[作者 : 三浦建太郎] [出版社 : 白泉社] [状況 : 連載中] [既刊数 : 1~35巻]