ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記

昆虫大好き女子高生、榎稲穂さん。
彼女の周りで起こる虫が関わる事件を昆虫博士の稲穂さんが解決してくれるんですね。
一話完結タイプなので読みやすいですよ。

タイトルには昆虫記と書いてあるんですが
昆虫以外の虫（ヒルとか）、環境問題をテーマに
した話とかあります。

そしてグリーン・プラネットというネイチャービジネスをやってる団体がでてきて
その団体が実はちょっと悪いヤツらで、そいつらが虫を使って悪さするのを
稲穂が止めたり、故郷の果樹園が害虫被害で悲惨な目にあった中国からの留学生
麗白蘭と麗紅蘭との姉妹との対立とかです。

麗姉妹とは共闘もしますね。
お互いの考え方は違う(稲穂は虫との共存。麗姉妹は虫は徹底して駆除)んですが
後々になるとちょっと認めあったりします。

あとグリーン・プラネットのメンバーの一部が稲穂を必要に狙いますね。
ことごとく稲穂によって悪だくみが失敗してしまうので腹いせですね。
そのメンバーはニーナ＝シュバルツっていうドイツ人の美少女なんですけど
許せませんね。許せない美少女とか初めてなんで戸惑います。
グリーン・プラネットのせいでネイチャービジネスのイメージが悪くなっちゃいますね。

この漫画を読み終わった後、虫の生態とかにちょっと詳しくなれる自分に出会えます。
ハチとか、蝶とか、シロアリとか、クモとか、みんな大好きゴキブリさんとか
山で遭難したら酢昆布が必要とか、その他モロモロ詳しくなれちゃうチャンスです。
虫が嫌いな人も、勇気ある一歩踏み出すチャンスです。

ちなみに連載雑誌がアレなんでお色気ありです。
巻末のオマケ漫画はムフフです。
私に取っては巻末が本編みたいなものです。

要は美少女探偵漫画です。