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荒野で闘う重厚なロボットのお話。
地中からオイルが採れない世界 ―クルゾン大陸―。
人々が者を動かす動力源として「選んだ」のは人の手に宿る「力」。
老若男女、誰もが生まれつきその「力」を持ち、地中から採れる「石英」に命令を
与えてる事によって物を動かしたりする。人々はその「力」を「魔力」と呼んでいた。

そんな魔力が当たり前の世界で100万人に1人の確率で生まれると言われる魔力無者(アン・ソーサラー)。
そしてそのアン・ソーサラーが主人公・ライガット・アロー。

村で農民として暮らしてたライガットは士官学校の親友で現クリシュナ国王のホズルに召喚されて村を出る。
そして道中行き倒れてる所をクリシュナ王国将軍のバルドによって保護され、王都ビノンテンへ。

王都に着き、国王ホズルとホズルの妻で学生時代の友人シギュンに出会う。
二人から聞かされたのは、隣の国で戦争が起こっており、クリシュナも戦争になるという話。
そしてクリシュナに攻め入ってるアテネス連邦の前線指揮官がこれまた学生時代の親友であるゼス。

ホズルがライガットを召喚した理由は、石英採掘所から古代のゴゥレム(ロボ)が発掘された事。
ゴゥレムとは石英で作られたロボット。もちろん操縦するには、魔力が必要となる。
しかし発掘された古代ゴゥレムは出力する為の石英、操作する為の石英もない動力源が謎のゴゥレム。
技術者の仮説は「古代人は魔力を持たない種族で魔力を使わずゴゥレムを動かしていた」というもの。
そしてライガットにこのゴゥレムの研究を手伝ってくれというもの。

そんな時敵襲にあい、はずみで古代ゴゥレムに搭乗したライガット。もちろん動きます。
そんな漫画です。

戦争をしたくないのに仕方なく戦ってる感じですね。
和平の条件はホズルやシギュンなどの王族の処刑。
敵で親友のゼスは和平の条件を知らずライガットに降伏を進言。
重いレベルですれ違いですね。
そんな勘違いや行動で深みにハマり全面戦争です。

基本的には国や仲間を考える人物が出てきますが
強いけど難有りなクセのある異端者なんての出てきます。
ライガット自身も最初は争いを好まない人間だったのに
戦場に出て変わり、「○○○を殺したい」とか言うようになりますね。

ゴゥレム同士のバトルがとても迫力ありますね。
ロボバトルなんですけど、レーザーやら飛行能力とかありません。
武器も剣と銃。銃は魔力を込めて打つ石礫みたいなものです。

ゴゥレム=大きくて頑丈な鎧みたいな感じなので、素早いバトルって言うよりは
重厚な壁のぶつかり合いのような感じ。迫力ありますよ。
もちろん素早いヤツもいます。

ちなみにライガットが操縦するゴゥレムはかなりのチート性能ですね。
しかし色々制限とかありますけどね。未知数のゴゥレムです。

そして注目すべきは魅力的な女性登場人物。
まずヒロインのシギュン様。親友の妻で王妃。
しかし実はライガットの事を想っていてるんです。
ライガットに対する態度がもうね。キュンキュンきますね。

他にも戦闘能力も指揮能力も高い、勝気な褐色娘。
12歳のけしからんバディな持ち主。
25歳で未発育で戦闘狂な合法ロリ。
最近は将来有望そうな9歳の教帝なんてのも出てきましたね。

要はシギュン様に萌える漫画です。

[作者 : 吉永裕ノ介] [出版社 : フレックスコミックス] [状況 : 連載中] [既刊数 : 1~10巻]