JIN-仁-

西暦2000年の脳外科医が幕末にタイムスリップしたらどーなんの？ってな話。

主人公・南方仁はいつも通り手術をしたんですね。
その時脳にあった腫瘍の形が赤ん坊の形の腫瘍だったんです。
そして手術中に何か声が聞こえたんです。
驚いてもそこは冷静な南方仁。無事手術終了。
しかしまたその声が聞こえるんですよね。
そんな時、術後の患者が自分の腫瘍の標本抱えて脱走！
止める南方仁先生。抵抗にあい階段から落下！
気がついたら江戸時代！　そんな感じです。

自分がこの時代でやっている事で未来を変えてしまうかもしれないと思いながらも
目の前で苦しんでいる人がいると助けちゃうそんな心優しい南方仁。

江戸時代にはない治療法で人々を驚かせて。
江戸時代にはない治療薬を作ってみせて。
江戸時代にはない医療器具を作らせて。
江戸時代の人々を脳みそフル回転させて救っていくお話です。

南方仁vsコレラ　南方仁vs脚気　南方仁vs虫垂炎　南方仁vsはしか
などなど・・・他さまざまな病気やケガに立ち向かう南方仁の生き様は非常にカッコイイです。

そして歴史上の人物とご対面。
坂本龍馬や西郷隆盛に勝海舟に沖田総司などなど・・・
歴史に詳しくない人でも知っている人達が多々でてきます。
もちろんただ出てくるだけではなく、一人の医者として
その人達にも関わっていきます。

もちろんゴットハンドな南方仁にたいして疑いの眼差しを向ける人物も出てきます。
そして邪魔な南方仁を闇に葬ろうとしている人物もいます。
いつの時代でも裏で黒いことやってる人ってのはいるもんですね。
困ったものです。

そして本物の大和撫子の存在。
ヒロインの橘咲さんですね。
今の世には存在しないでしょう。
勿体無い。

そんなヒロインと南方仁先生の恋のお話なんてのもあります。
この時代の人間ではない先生とこの時代の人間のヒロイン。

医療以外でも悩み事はつきません。大変ですね。

要は南方仁頑張れ！って漫画です。