もっけの参考資料画像

檜原姉妹と勿怪(もっけ)のお話。
檜原姉妹は凶悪なもっけの巣窟である都会を出て田舎のお爺さんのもとで暮らす姉妹。
姉・檜原静流はもっけが見えるけど自分ではどうすることも出来ない女の子。
妹・檜原瑞生はもっけは見えないけど取り憑かれちゃう女の子。

そんな姉妹が拝み屋をしているお爺さんと一緒にアドバイスを貰いながら成長していく話。

もっけってのは、幽霊や妖怪みたいなものですね。
この作品ではもっけを片っ端から祓うとかそういうのじゃないですね。

不思議な感覚の作品ですね。
ちょっと不気味だったりするのに、日常系のようなほのぼのした感じとかがあります。
共存だったり、関わらないようにとかそんか感じ。
まぁ取り憑かれたら祓うんですけどね。

静流がメインの話はちょっと暗めの話が多いですかね。

瑞生がよく取り憑かれます。
普段は活発な子なんですけど、憑依されやすい憑坐の能力持ってるんで
取り憑かれてよく体調を崩します。

静流は見鬼というもっけとか見えちゃう能力もってるんでもっけ絡みで困ってる人とかいると
自らトラブルを背負い込んじゃう子です。

そんな孫に厳しくも優しいツンデレ爺さんに助けてもらう感じですかね。

現実から半分隔離されたような世界で姉妹が見て触れて感じながら成長していく様がイイです。
ゆっくりそして確実にって感じですね。

1巻読むとちょっと暗めの話に見えるかもしれませんが雰囲気が落ち着いてるし
なにより読みやすいと思います。読後感もいいと思います。

要は実は怖いかもしれないマンガ。

[作者 : 熊倉隆敏] [出版社 : 講談社] [状況 : 完結] [既刊数 : 全9巻]
▼アマゾン▼ 楽天市場 ブックオフオンライン イーブックオフ
もっけ 9 (アフタヌーンKC) 記事の参考資料画像 記事の参考資料画像 <記事の参考資料画像