夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜の参考資料画像

ツンツンデレツンデレツンツンです。
二つの次元をまたいで存在する七本の霊桜『七郷』が根付く町『桜新町』。
そんな町で連続発砲事件が発生。

事件の容疑者は数年前に重軽傷者13人を出した乱射事件の犯人で服役中だったが
刑務所の10メートルの塀を超えて脱獄。

そんな奇怪事件に挑むのが一般人と町長と言霊使いに妖怪のサトリ。
そして事件を解決。一件落着。
そんな漫画です。

この最初の事件から物語の裏を暗躍する人物がいきなりでてきますね。
そしてその人物がやろうとしている事を止める物語といった感じです。

舞台となる『桜新町』は人間と妖怪が共存する町。何故この町に妖怪が集まるかというと
比泉家の持つ力「調律」の存在。

「調律」とは「この世」に存在する妖怪を「あの世」に送る力。
昔、「この世」にいる妖怪は「あの世」に行きたくて桜新町に流れ着き
そして現在では人妖共存する町となった。

物語の核となるのは霊桜『七郷』。
『七郷』によって「調律」が安定することになった現在。

『七郷』とは「この世」と「あの世」の二つの次元に存在する樹。
そしてその『七郷』が開花するという情報。

『七郷』が咲と、二つの次元に分かれていた七郷が一つになることにより
二つの世界自体も同一化される。
そして「あの世」の妖怪が「この世」に溢れる事になる。
次元の密度が上がって元々「この世」にいる妖怪も様々な影響が出てしまう。

人間、妖怪が共存したまま事を収めようとして『七郷』の開花を止めようとする
『比泉生活相談事務所』の主要人物達。

傍観すると言ってるけどちょいちょいヒントくれる土地神様と
実際に協力してくれる土地神様。

「この世」は人間のものであるとして、「この世」にとって妖怪の存在は毒と考え
全ての妖怪を調律する事で『七郷』の開花を止めるとふんでいる元老院。

そしてその『七郷』を咲かそうとする『七郷』の誕生秘話を知る存在。
そんな感じの勢力図(多分)。

まぁそんな感じの物語なんですが特別、殺伐とした空気とかはないですね。
基本的には妖怪と人間のほのぼのとした日常の裏にシリアスな物語がある感じですかね。

そして様々な種が登場します。
人間、妖怪、半妖、神様など。

しかし"モロ"妖怪みたいなキャラはいません。
基本人型です。あっても獣耳程度です。
なので人間に見えても妖怪だったり、妖怪に見えて人間だったりとかしちゃいます。
まぁどうでもいい事です。

日常とシリアスのバランスが良いと思います。
人妖でキャッキャウフフとか良いですよね。
ってか人間同士にしか見えないですけどね。

そして身体のラインにエロスを感じざるを得ない漫画です。
この作品にはエッチな要素はありません。
あってもパンチラか、巻末のオマケ漫画のワンシーンくらいです。

しかし本編ではラインに注目したいですね。
ピッチリ衣装は反則です。とてもエッチです。
でもそんな漫画じゃないです。
でもアオの白スク水とかエッチです。
ヒメの絶対領域エッチです。
ことはのはしたない姿エッチです。
ジュリの服装エッチです。
八重の服装エッチです。
緑子のおっぱいエッチです。
そうですエッチなラインな漫画なんです。
他にも私の琴線に触れるキャラがいっぱい。

要は守り神が本当の意味でエッチです。

[作者 : ヤスダスズヒト] [出版社 : 講談社] [状況 : 連載中] [既刊数 : 1~10巻]